店舗のインスタアカウント運営はきつい
とあるコワーキングスペースの運用代行をさせて頂いているのですが、店舗型のアカウントの運営代行は普通にやると、大変ないばらの道です。
今回は店舗のアカウントがなぜきついのか、また、どうしたらうまく運営出来るか、私なりの戦略を書きたいと思います。

なぜ店舗アカウントは辛いのか
店舗のアカウントがなぜ辛いかというと、全然拡散されないからです。
店舗をやっている人の狙いとしては、インスタ内で集客したいというのがあると思いますが、拡散されないので、当然集客は出来ません。
店舗のアカウントがなぜ拡散されないかというと、システム的な問題と、人間の心理的な問題があります。
良い客は良いフォロワーではない
インスタで良いフォロワーとはいいね、保存、コメントなどの反応をくれるフォロワーの事です。
今のインスタは、フォロワーが投稿に対し、沢山の反応をくれると、拡散されるような仕組みなっています。
店舗のフォロワーは知り合いやお客さんが多いと思いますが、その方々が良いフォロワーかというと、残念ながら普通の人はそこまでインスタにはまっていません。
大半の人は投稿を見てもないと思います。

店舗アカウントの構造的な問題
インスタ集客を狙うなら、良いフォロワーだけ集めて、投稿に反応してもらい、ハッシュタグや発見タブで拡散される必要があります。
しかし、店舗だと、来たお客さんが勝手にフォローしてくれたりします。
前頁でいったように、お客さんは良いフォロワーではないので、店舗にはどんどん悪いフォロワーが集まり、拡散など夢のまた夢という状況になります。
良いフォロワーを集めたいのに、勝手に悪いフォロワーが集まる。
店舗型のアカウントは構造的な問題を抱えています。

人々は店舗アカウントに関心が無い
もう一つの問題として、そもそもインスタやっている人は店舗のアカウントに関心が無いという身も蓋もない事実があります。
やはりSNSは交流をはかるのがメインなので、交流しにくい店舗のアカウントを日々チェックするのは、よほどのファンでかつインスタ好きな人しかいないでしょう。
インスタコンサルの発信は店舗アカウントに通用しない
インスタ上にインスタコンサルのアカウントはいっぱいありますが、店舗型の苦難には大半のアドバイスは通用しないでしょう。
おそらく、プロフィールをしっかり作りこんだり、ブランディング型からコンテンツ型への投稿の転換や、ストーリーズを使ってファンを獲得するなどが見られると思いますが、あまり変化ないんじゃないかと思います。
なぜならそもそもみんな店舗のアカウント興味ないからです。
プロフィールに店舗感を出したらフォロワー増加数半減

上は私が運営代行している店舗でのフォロワー増加数のグラフです。
プロフィールは一見して店舗とわからないように作っていたのですが、クライアントからの要望で、店舗っぽいプロフィールにしてみました。
すると、フォロワー増加数が半減したので、慌てて元に戻しました。
プロフィールに少し店舗感を出しただけでこれですので、思いっきり店舗感が出ちゃっているアカウントだと、フォロワー全然増えなくて当然と思います。
店舗感を出さない方法
・店の住所、営業時間、電話番号などは
プロフィールに書かない。
→書かないか、ハイライトに書いておく
・Webリンクはつけない
→書かないか、ハイライトに書いておく
・プロフィールはわざと絵文字などを入れて、
属人生を出す。
・投稿は人が見て面白いもの、役に立つものを。
商品の写真バーンなどはなるべく少なく。
細かい情報は敢えて載せずに、質問はDMくださいとかで良いんじゃないかと思います。
Webサイトと住み分けていいと思います。

まとめ
・店舗は店舗感を消した方が、人に興味を持たれやすい。
Webサイトと住み分けて、店舗情報はそちらに書く
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